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公開日:2015年02月11日更新日:2019年11月01日

記事公開日:2015/2/11

経済学の世界でトマ・ピケティという方が世界中で話題となっています。2014年に英訳された「21世紀の資本」という本(学術書で700ページ!)がAmazonの売上No.1になり、38か国で累計150万部を突破、日本語版は13万部に迫るそうです。とても難しそうな本ですが、解説本も沢山出ているようです。

ピケティさんの研究及び書籍は各国の税務機関が保有するデータを活用し、富裕層の資本(富)や所得の状況を分析、彼らがいかに国民全体の富や所得を独占しているかを明らかにしようとしており、賞賛と批判の嵐が巻き起こっています。

そんなピケティさんについて覗いてみようと思います。

トマ・ピケティさん
1971年5月7日生まれ

Age:43
Birth Year:3
Transit Year:2
Compass Year:12
Navi Year:5

実は無邪気なピケティさん?

ピケティさんが持つ本質的な数字は3(NATURE)。永遠に子どもの数字ですから無邪気な方なのでしょう。いつもノータイでフレンドリーな方なのだとか。
「21世紀の資本」はデータ収集に15年をかけられたそうで、その集中力は凄まじいですね…。そして実はそれが超楽しかったのでは…?と想像します。子どもは好きなことや楽しいことをずっとやり続けていられますからね。

3は抜群のセンスをもっている数字で、それはアーティスティックな方向へ向かう傾向があります。前述データの分析には新たな分析手法を編み出したりしているそうで、数字を扱うセンスが抜群なのでしょう。いうならば数字のアーティスト?

ピケティさんは狭い研究分野に閉じこもるタイプではなく、政治や社会、歴史の問題に幅広く監視を持ち、時には強烈な主張を繰り返すこともあるらしいです。3という数字は内側に閉じこもると煮詰まっていく一方なので、とてもいいと思います! 外へ向かえば向かう程、世界は広がっていくことでしょう。

志向性をあらわす数字は12でカードの名前はTHE QUESTION。学者がQUESTIONという「質問」や「問い」といった言葉のカード(数字)をもっているのは興味深いですね。

12は優れた観察力をもっていると言われています。学者にとってはとても重要な力ではないでしょうか。優れた分析力があるのは、外へ向かう視点と、内側へ向かう視点を均等に持ち合わせてるからと考えられています。
「21世紀の資本」では富裕層による富の独占と格差を見極めていて、平等不平等に繋がっていく話し。少し強引な考察かもしれませんが、前述の「均等に持ち合わせてる視点」が格差に注目しているところはとても興味深いです。

人生の22年周期

「21世紀の資本」のブレイクは
始まりに過ぎない!?

ピケティさんの人生のタイミングを少し拝見します。

1993年(22歳):論文「富の再分配の理論研究」で経済学の博士号を取得、フランス経済学会最優秀論文賞を授与
22年周期では3の時で、ご自身がもつ本質の数字でもあります。もっとも力を発揮するタイミングでのことでした。

2000年(29歳):社会科学高等研究院経済学部教授に就任
22年周期では10の時で、何が起こるかわからないドラマティックな時のことでした。もしかしたらご本人にとっても予期せぬ出来事だったのかも…!?

2007年(36歳):パリ経済学校教授に就任
22年周期では17の時で、もっとも輝けて、才能開花の時のことでした。

2011年(40歳):「世界トップ所得データベース」運用開始
「21世紀の資本」の背景となるデータベースを公開されました。22年周期では21の時で、スピリチュアルフェイズ最後の時であり、人生の新しいフェイズの種を見つけたり生み出したりする時のことでした。素晴らしいタイミングです。

2013年(42歳):「21世紀の資本」をフランスで出版
22年周期では1の時で、現実フェイズのスタートであり何かを始めるのに最適な時。まさに始まった!という感じでしょう。そしてここで始めたことがこれからの10年を牽引していきます!執筆にどの程度時間がかかっていたのかはわかりませんが、前の年の0(ゼロ)のタイミングで書いていたのであれば、これもまた興味深いですね。

2014年4月(43歳):「21世紀の資本」英訳版が公刊、ベストセラーに。
22年周期では2の時。植えた種をあたためる時だったのですが、早々に大きく花が咲いたという感じでしょうか。しかも現実フェイズは始まったばかりです。まだまだ成果を積み上げていくのでしょうのか!?

そして今年5月には44歳になり自分の本質の数字「3」の時になります。またまた新たな成果が飛び出る・・・かも!?

参考:
Wikipedia
週刊東洋経済 1/31号
週刊ダイヤモンド 2/14号

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