子どもたちが心地よく暖かく遊べるようにと
育児室の床に敷かれた布
A Rug Is Placed On The Floor Of A Nursery To Allow Children To Play In Comfort And Warmth.
世界のどこへ行ってもすっとなじみ、どんな役割にでも即座になることができるように、水瓶座は自身の個性を極力抑えるように努めてきました。個性があると、ある場所には適用できるけれど、ある場所には馴染めないということが起こるため、それを否定するためです。
土地に馴染むことを拒否する個性は、基本的に心と身体に宿っています。身体は幼少期から慣れ親しんだ環境を心地よく感じることが多く、そこからかけ離れた場所に不快を示すでしょう。
また心のほうは幼少期の成長過程において、ある程度の感情的な反射のパターンが近親者との関係において作られます。そこで、ここでは改めて何も干渉されることのない自由な個人となりきるために、幼児期の記憶から再教育しようと試みるでしょう。床に敷かれた布が、現実と自分自身とのあいだを取り持って、どこにいてもすっと馴染むように、個人の情操を育て直していきます。
この度数を持っている人は、自分自身の心の持っている可能性に目をつけて、そこをのびのびと解き放つために再教育しようとするかもしれません。水瓶座らしく、心の仕組みや、成長の過程において人はどんな影響を受けるのかということを理論的に学んで、その視点から個人の心を自由にしようとするでしょう。
中にはトラウマの解放や、自己受容の再プログラムなどを試みる人もいるかもしれません。いずれにしても、心と身体を解き放つことを通して、癒しを体験することが多くなりそうです。真に自由な人間を作るための教育に興味を持って、そこに関わる人もいるでしょう。