さなぎから出てきている蝶
A butterfly emerging from a chrysalis.
長いあいだ、さなぎとなっていたものが、少しずつ脱皮して蝶々に生まれ変わろうとしています。蝶は青虫からサナギになる過程において、その体を一旦、ドロドロに溶かしてから、蝶々に変容します。蝶々は地上に15,000種以上いると いわれますが、それらはすべて異なるエネルギーを、天界から地上へと運んでいるそうです。それはひとりひとりの姿形が異なり、決して同じたましいを持つ者のいない人間と共通するものがあるかもしれません。
わたしたち人間は、どこかで他者とのつながりがある限り、それらの影響から逃れることができないでしょう。水瓶座はローカルな価値に縛られることを厭い、より広範な地域で、どこにきても通用する自己像を作り出してきました。
しかし代わりに、同じ理想を共有する仲間とつながってきたのですが、ここではそのつながりさえも切り離して、真に自由な個人に立ち戻ります。そして誰にも影響されない環境において、自分らしさを余すところなく、隅々まで表現することになるのでしょう。
この度数を持っている人は、誰からも影響されない形で、真に自分らしい考えや表現を作り出すことになりそうです。アーティストとしての感性があり、何事もひとつひとつ、自分自身と対話して表現しようとするでしょう。
それは純粋な自分の内側からあふれてきたものであり、あなたのたましいが表現したがっているものかもしれません。自分が何者であるのか、自分自身に問い続けて、内なる正直さから、あらゆるものを選ぶ力のある人です。