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公開日:2020年11月04日更新日:2021年11月10日

まわりで起きていることを
天然自然に模倣する人

新しい世界に降り立ったばかりの若いたましいが、どのようにふるまえば良いのかわからず、まわりを見渡して、見よう見真似でそれらしくふるまう……という模倣の度数です。幼い子供が、まわりの大人のふるまいを意味もわからずに真似すると、周囲が爆笑する、ということがあるでしょう。幼児はまじめに真似しただけなので、なにがそんなにおかしいのかわかりません。だけれども、みんなが喜んでくれたという反応がうれしくて、何度もしつこく、その動作を繰り返すことがあるでしょう。

まわりの大人たちが真似する幼児を面白がるのは、その動作のなかに、自分のしていることのデフォルメされた姿を見ているからかもしれません。外国人観光客が日本へやって来て、日本の文化や習慣をたどたどしく真似している姿にも、同じように感じることがあるでしょう。逆にわたしたちが外国へ出かけて行き、慣れない習慣に出会うと、まわりを観察して、なんとなく合わせてみることも、同じところから発しているものかもしれません。どうしていいかわからないとき、わたしたちは本能的にまわりの人たちを真似することで、その本質をつかもうと試みます。

この度数を持つ人はとても素直であらゆる物事をそのまま受け取る質があるでしょう。あまり深く考えずに反射的に対応したり、思ったことをそのまま口に出したりするかもしれません。真似することが得意で、無意識に人の口癖を繰り返したり、CMソングを口ずさんだりすることも多いでしょう。そのように模倣することで、そのものの本質をズバリとつかんでいくのです。

流行りの芸人の真似をしたり、流行語を喋ったりして、まわりがウケても、本人はいたって天然気質。まわりで起こっていることに応えながら、思考を超えたところで本質を直観的につかみとることができるでしょう。

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