三角形を作って飛ぶ野生の雁の群れ
A Triangularly Shaped Flight Of Wild Geese.
野生の雁が群れて飛ぶとき、空気の抵抗を減らすために、自然と集団でV字の三角形を作って飛んでいきます。そのように飛ぶ、ということが雁のDNAに組み込まれているわけですが、それは自然の法則にしたがった合理的なしくみが、身体の中に息づいているともいえるでしょう。人間が作り出した秩序の背後には自然の、そして宇宙の法則が歴然と横たわっています。
この度数を持っている人は、そういった人智では計り知れない宇宙の流れに興味を抱き、その法則やしくみを解明しようとするかもしれません。自然の摂理がどのように働いているのか。さまざまな環境において、動植物がどのように関わり合いながら生きているのか。宇宙の星たちがどういう法則で生まれてきて、やがて終わっていくのか。そういったものに興味を持ち、解明して、そういった自然の流れに沿った生き方に憧れることがあるでしょう。
また同時に人類全体が誰かに統治されるような人工的な生き方ではなく、それぞれが宇宙や自然の法則に目覚めていき、それにしたがった生き方を実践することこそがしあわせだと思うようなところがありそうです。平和のために、そういった生き方こそが人間にとっても自然なのだと感じると、より一層、法則を探求するようなところがあるでしょう。
宇宙の謎や法則に興味をもって解き明かしたり、環境に関心があったりするかもしれません。純粋に自然体の生き方に憧れて、自分にとって無理のない生活をしようと試みることもあるでしょう。