アヒルの池とその子供たち
A duck pond and its brood.
アヒルの池にアヒルの親子が暮らしています。「みにくいアヒルの子」の物語では、アヒルの群れの中に混ざってしまった白鳥の子どもが、やがて大きくなると、白鳥としての自分の生き方を取り戻す、ということが描かれていました。アヒルの子はアヒルの池に、白鳥の子は白鳥の湖に。
牡羊座という星座は自分の持っている可能性のすべてを開花させようと奮闘しますが、最終度数のここでは、本当の自分の望みや力を全部理解したうえで、自分の身の丈にぴったりと合ったアヒルの池……日常生活に帰結します。自分の役割や資質をわかっているからこそ、現実の毎日の暮らしの中で、地に足をつけて自分を活かし、その可能性を引き出す環境を見出すことができるのでしょう。ここからわたしたちの人生がひらかれていくのかもしれません。
この度数を持っている人は、さまざまな経験を重ねながら、自分自身を知り、自分だけのオリジナルの人生を送ることになるでしょう。多くの体験が自分の真の姿を浮き彫りにしていき、その結果として、他者と比べることなく、自分にふさわしい選択をすることができるようになるかもしれません。
自分にとても正直で、いつも正々堂々とふるまい、自分の心に忠実です。いまいる環境のなかで無理せず、自分らしく過ごしながら、その時々にベストな選択をしていくことができるでしょう。自分の直観、決断、行動に忠実であることがより自身への信頼を高め、力を増していくことにつながりそうです。またそのように生きることが、自分自身を輝かせることにもなるでしょう。