雛たちに与える餌を
大地からほじくっている雌鳥
A Hen Scratching The Ground To Find Nourishment For Her Progeny.
母鳥が一生懸命に地面を突っついているのは、子どもたちを豊かに成長させるため。
わたしたちがもっと豊かに発展しながら生きていくためには、何もせず、いつも同じ生活だけを繰り返していても変わりません。自分の理想を実現させるために、できることを少しずつこなしていくことが必要となるでしょう。
日々の生活の中に実際的な行動として、理想に近づくためのエッセンスをもたらすこと。憧れているものに「いつかなる」のではなく、そのためにできるファーストステップをいますぐにでもはじめた人が、憧れを実現できるのでしょう。
「これをしたい」「こうなりたい」と口では言いながらも、日々の行動を見ていると、まるでそれとは関係ないことばかりを繰り返す人がいます。理想と現実とが乖離しないように、日常のなかで結びつけていく働きが、このサビアン・ワードに含まれているでしょう。
この度数を持っている人は、自分の人生を切り拓いていくことに対して意欲が高く、内側に秘めている思いを、目に見える現実に反映させる力がありそうです。「こうしていきたい」という目標をしっかりと定めることで、具体的なアイデアやそれを実現させる創造性が湧いてくるでしょう。
理想主義なところがありますが、しっかり現実に根付いていて、それをかなえるための材料を日常の中から見つけ出すことができそうです。新しい可能性を見つけ出して、それを育てていくことができる人だといえるでしょう。