結婚の儀式を執り行っている司祭
A Priest Performing A Marriage Ceremony.
わたしたちの日常生活というのは、基本的に日々同じようなことの繰り返しでできあがっています。
結婚というのは、そんな日常を共に過ごすカップルが新しく誕生することを、本人たちが大いに自覚すると同時に、まわりの人たちにも知らしめる行為。生活を共にして、おたがいに助け合って生きていくということを、司祭にうながされて神の前で誓うと、わたしたちの日常は神聖な「約束されたもの」となるでしょう。
司祭はわたしたちの日常的な出来事や心の揺れ動きに、特別な意味を見出します。わたしたちは司祭の言葉に耳を傾けることで毎日の生活で起こる、ひとつひとつの意味を確認するかもしれません。また司祭の執り行う儀式は、その共同体で暮らすさまざまな人たちの結束を強めることにもつながるでしょう。
この度数を持っている人は、自分の属しているコミュニティや、まわりにいる仲間たちのつながりや絆を結びつけていく働きをすることになりそうです。なにかしらの、人の感情的な結びつきを喚起させるような役割を担うことがあるかもしれません。
人生における転換のときを迎えている人に寄り添って、それがうまくいくように支えることもするでしょう。仲間を増やして、その絆をかためていくことをみずから実践して、共同体のなかで一目おかれる存在となることもありそうです。
決して、でしゃばることはありませんが、誰に対しても温和にやさしく、人々を導いていくような力を持っているでしょう。