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公開日:2021年05月01日更新日:2021年11月10日

その場の環境に適応して
しあわせを見出す人

本来、鳥は自由に空を飛びまわることで生きるものです。しかし、このサビアン・ワードの鳥は、家の狭いカゴの中で飼われています。生来、嫌がるかもしれないカゴの中の暮らしを、この鳥たちはよほど居心地が良いのか、嬉しそうに歌っています。

ないものを求めると不満があふれますが、いますでにあるものに自身を順応させることで、そこは居心地良い場所となるでしょう。自分の内にある理想を外の世界に投影して求めるのではなく、外側の世界にあるものを内側に取り込んで、それに適応する部分をうまく出していくようなやり方です。そうすることでどこへ行っても馴染み、自分なりの心地よさを作り出すことができるし、不満を持つこともありません。

しかし自分の中にある質のすべてを出さずに、適応する部分のみを活かしていくため、その環境が求めているものが、その人が発揮できる限界値となるでしょう。多くを求めない代わりに、そこそこに生きることを選ぶのかもしれません。

この度数を持っている人は、環境に対する適応能力が非常に高く、どこへ行ってもうまく馴染み、心地よく生きていくことができるでしょう。ゆったりとした平和な性格であり、争いを好みません。多くを望まずに、その環境をのびのびと楽しみます。あまり冒険するよりも、慣れ親しんだ環境にいることを好むでしょう。あるいは何かしらの教義に従った生き方をする人もいるかもしれません。

土地とのつながりが深くなるため、その土地の文化や伝統芸能、古典と縁ができる人もいます。その土地の持っている力に馴染み、自然と共鳴することができるでしょう。

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