修道院に入る女
A woman entering a convent.
女性が修道院に入るというと、一見、社会から隠匿するようなイメージがあるかもしれません。しかし、これは魚座ではなく、山羊座のサビアン・ワードですから、本当に現役を引退するのではなく、自分の内面を鍛錬するために精神修行の場に身を投じているといえるでしょう。
企業の社長が伊勢神宮の神域で祈りを捧げたり、寺社を巡って経文を唱えたりするとき、普段の姿とは異なり、静かで敬虔な気持ちになるかもしれません。社会で活躍している人がそのような場所へ出かけるのは、古来日本を支えてきた精神的な力の源流に触れて、その力の一部を自分のものとして、社会のために活かそうとするためでしょう。国家の弥栄に尽くして、人々の精神の安寧を支えるといった大きな力を得ることで、わたしたちはさらに社会に貢献することができます。
この度数を持っている人は、そのローカルの土地の精神的支柱となっている場所と縁を作ることがありそうです。それは古くから伝わるお寺や神社や、その土地の祈りの場所かもしれません。そことのつながりを深くして、みずからの精神を鍛えることで、社会に貢献するための、より大きな力を得ることができるでしょう。
どちらかというと、明るく華やかに活躍するよりも、静かに内面を整えたり、本質を見つめたりすることが多いかもしれません。しかし、決してその働きは地味ではなく、自分の属する場においては、大きな力を発揮することになるでしょう。
何かの分野の研究者になったり、文章を書いたり、まとめたりする能力に秀でている人も多いようです。