高い木の巣の中にいる三羽の雛
Three Fledglings In A Nest High In A Tree.
サビアン・ワードで描かれている高い木は、ある種の社会的な体系を象徴すると同時に、頭の中にあるシナプスの構造も示しています。鳥はさまざまな情報を遠くから遠くへと伝達する役割を果たしますが、いまここでは雛であり、ここからさまざまな知的体系を育てていこうとしているのかもしれません。
世の中にあふれる数多の知識や情報を集めていき、改めて種類別に分類してラベリングし、その情報の深度や重要度を見極めながら、体系づけること。そうすることによって、必要な情報をその人が求めているレベルにおいて、すばやく見つけ出すことができるようになるでしょう。情報化社会においてあふれかえっているものを、もっと便利に使いこなすことができるように、その価値を見直して再設定することと関係しているかもしれません。
この度数を持っている人は、とても賢く、物事を見極める力にすぐれていて、あらゆる情報を分類したうえで使いこなすことができるでしょう。さまざまな物事の仕組みや成り立ちを構造的に理解する力が富んでいて、それを人に教えたり伝えたりする能力にも恵まれています。どんな種類の情報であったとしても扱うことが可能で、わかりやすく整理する能力を持っているでしょう。
またそれらを基盤において新しい知識の理解に結び付けたり、新しい発想を創り出したりすることもできそうです。サビアン・ワードに含まれている三羽の雛は、新しい価値あるものを創り出していくことの象徴。さまざまな物事を体系づけることによって、そこから必要な情報を自在に使いこなすことができるようにもなるでしょう。
クリエイターとしての資質も持ち合わせている人です。