革命的な理想を広めている共産主義の活動家
A communist activist spreading his revolutionary ideals.
このサビアン・ワードに登場する共産主義の活動家というのは、現状の定められた社会の制度に対する反骨精神のようなもの。決められた型ややり方に従うのではなく、自由でより普遍的な価値や思想を基盤とした生き方を理想として、それを実践し、また周りに広めようともするでしょう。
ここでは本当に改革することよりも、まずは作られた型を壊すというところにエネルギーが向けられていきます。周りがどうであろうと、そこから離れて自分の信念を貫くこと。「こうであらねば……」という世間一般の常識とは異なる、自由な生き方を選択すること。独自の道を選び、生きることによって、それが同じように人生への閉塞感を持っている人への刺激にもなっていくでしょう。
この度数を持っている人は、自分の内側に強烈に働く、自由への渇望や縛られない生き方への理想がありそうです。実際に他の誰かにしたがう生き方や、世間一般の当たり前に落ち着くような生活を良しとはせず、自分らしい生き方を探求することになるでしょう。そして自分なりの理想や信念が見つかると、今度はそれをまっすぐに打ち出していくのかもしれません。
新しい考え方や型にハマらない価値観を人生のなかで実践すると、それは他者を惹きつける魅力にもなるでしょう。とてもエネルギーが強いため、それをどこに意図を向けて、どのように扱うのかということを意識していると良さそうです。
オリジナルな生き方が魅力として際立つ人だといえるでしょう。