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公開日:2021年03月12日更新日:2021年11月10日

自分の見せ場と
そのやり方を心得ている人

内なる生命力が外の世界へとあふれ出して、わくわくする体験を求め始めた獅子座は、あらかじめ「こうだ」と定められた道から離れて、自分なりのやり方や道を模索していきます。自分と真剣と向き合っているうちに、それは次第に洗練されていって、他者に見せていく表現が非常に巧みになっていくでしょう。メリハリのある語り口や、クライマックスに向けて徐々に盛り上げていく演出などを身につけて、他者の目をグッと惹きつける能力が高まります。

そして身につけた表現能力を、どんなタイミングで、どのように示すことがもっとも自分らしいのか……ということを探し求めるのが、このサビアン・ワード。いくら素晴らしいストーリー・テラーであったとしても、聞き手の準備の整っていないところで語ったら、伝えたいものも伝わりきらないでしょう。いつ、どこで、どのように、どんなタイミングで表現するのが自分にとってベストなのか、その機会を探っていきます。

この度数を持っている人は、とてもすばらしい表現力を持っていて、人の意識を惹きつける才能があるでしょう。演出能力が高く、どういう場所でどんな風にふるまうことが、もっとも効果的か、より多くの人に伝えることができるのかということを見抜く力もありそうです。

それだけに、話すのがいいのか、書くのがいいのか、歌うのか、踊るのか、描くのか、創るのか……自分にもっとも合った表現を見つけることが大切です。さらにそれを実況的におこなうのか、オンラインなのか、個展でやるのか、発表会なのか、販売するのか、相手は不特定多数なのか、少数精鋭か……ふさわしい場所や聞き手を見抜くことも必要でしょう。

それらがぴたりとハマって、現在の自分にふさわしい場所とやり方と聞き手とが見つかったときに、人々を自分の世界に巻き込む力を発揮できそうです。

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