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公開日:2021年03月12日更新日:2021年11月10日

霊的な能力を訓練することで
使命のために使えるようになる人

サビアン・ワードのなかに鳥が登場すると、それは霊的な感応力を持った存在として描かれます。目に見えない世界から、なにかしらのメッセージを受け取ることもあるでしょう。伝書鳩はまさにメッセンジャーとしての役割を持つシンボルそのものです。しかも好き勝手にどこかへ飛んでいってしまうことはなく、キチンと訓練されて、必要な人のところへ、必要なものをきっちりと届けることができるでしょう。

精神によって目覚めた霊的な能力を、誇示したり、振りかざしたりするのではなく、必要なとき、必要な人のためにコントロールして使うことと関係しているかもしれません。それはある種の落ち着きが働いていて、他者のために貢献する姿ともいえるでしょう。

獅子座の内なる情熱と表現力とが社会のなかに馴染んでいって、他者の助けとなるところで働くことになりそうです。

この度数を持っている人は、まかされた責任や役割を高いプロフェッショナルの意識をもって、きっちりとこなすような、仕事人としての資質があるでしょう。「これをしよう」とひとたび思ったら、長い時間をかけて繰り返し訓練を重ねて、技術や知識を身につけていくことができます。とても有能であり、必要としてくれる人のために貢献しようとする思いもあるでしょう。

伝書鳩は目的となった人のところへ「着地する能力」が訓練されています。そのように、人をあるべきところへ落ち着かせる力が備わっている可能性があります。我を見失っている人や、浮き足が立っている人、これから先の道を見失っている人などに、本来の自分らしさや進むべき道を取り戻させることを助けるでしょう。果たすべき役割があると、能力が生かされる人です。

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