キャンプ・ファイアを囲んで
霊的なコミュニケーションをとる若者たち
Around A Campfire A Group Of Young People Sit In Spiritual Communion.
人の縁というのは不思議なもので、自分自身を隠さずにさらけ出すと、おのずと気の合う人が磁石のように引き寄せられてくることになります。多くの人たちが存在するなかで、わたしたちは自分の内側にあるものと、同じようなものを感じる相手に自然と惹かれていき、つながっていくことになるのでしょう。
そうした仲間たちがどこからともなく集まってきて、キャンプ・ファイアを囲んでいます。火はわたしたちの意志や希望や変容のシンボルですから、なにかしらの共通する意識を囲んでいる状態といえるかもしれません。夜にキャンプ・ファイアを囲んでいると、おのずと内面にも火がついて、自分を語り出したいような気持ちに駆られるでしょう。誰かの話した言葉に触発されて、また別の誰かが自分について話し出し、また違う誰かも語り始めるかもしれません。そのようにして、つながった会話や親密な関係は、おたがいの存在や人生を支え合うようになるでしょう。
この度数を持っている人は、人と不思議な縁で結ばれることがたびたび起こりそうです。たまたま巡り合った人と、その内面を語り合うことで、濃厚な関係を築くことになるでしょう。その縁によって人生が支えられて、また別のつながりへと道がひらいていくこともありそうです。
他者との交流を通して、自分の情感が豊かになっていき、また他者から支えられることによって、自分自身に確信を抱くことになるでしょう。多くのものをみんなと分かち合って、決して独り占めすることはありません。みんなで共有することをなによりも大切にする人だといえるでしょう。