生徒たちを眼鏡ごしに見つめている教授
A Professor Peering Over His Glasses At His Students.
サビアン・ワードに教授とある通り、物事を人に教えることに適している度数です。これまで広げてきたさまざまな見聞を人に教えたい、伝えたいという気持ちが高まるでしょう。その背後には「これを知っていれば、みんな、もっと良くなることができるのに」という思いが隠されているのかもしれません。さらにその奥には、みんながそれを知ることで今の世の中を変えていきたいという、信念が含まれているのでしょう。
この度数の人が、なにかを教えるという行為には、そのような個人的な思いを超えて、世界を動かしていきたいという欲求が含まれていそうです。眼鏡越しに見つめているということは、生徒のひとりひとりをよく観察しているということを示しています。そのひとりひとりの理解力や知性のレベルに合わせて相手に寄り添った教え方ができる人ともいえるでしょう。
この度数を持っている人は、教育者や先生、インストラクターなど、人に教え導く素質がありそうです。「もっとこうすればいいのに」ということを教えたい気持ちが高まって、相手の興味や進度に合わせて伝えることもできるでしょう。先生などの直接教えるという職につかない場合でも、家族や友人たちに知ったことを教えたいという気持ちが高まりそうです。
その時、自分の発したことによって相手がどのように反応するのかを見て、自分自身の表現力が磨かれていきそうです。伝えることを通して、存在意義を高めていくことのできる人だといえるかもしれません。