暑い正午の時間に昼寝する男
In The Heat Of The Noon Hour A Man Takes A Siesta.
正午というのは通常、人間の活動がもっとも活発になる時間帯です。ホロスコープ・チャートでいうなら 天頂であるMCに該当する時間であり、社会的な活動に精を出すタイミングだといえるでしょう。
しかしこのサビアン・ワードの男は、あえてその時間に昼寝をしています。これは頭を休めることによってアイデアを整理したり、問題を解決したりすることに通じるものがあるかもしれません。ひとつのことをずっと考え続けるよりも、そうすることをあえてやめて気を逸らしたり、別のことをしたりする方が、かえってそれをどうすれば良いかというヒントが湧き上がることがあるでしょう。
それは人の無意識の部分を積極的に活かす方法ともいえそうです。わたしたちの無意識の領域は、自分自身で気づいている以上の多くの情報を持っています。あえて知性の力を使うことを休ませて、それらの無意識の領域に働きかけると、思いもつかなかったやり方を得ることができる可能性をもしれません。
この度数を持っている人は、直感の力が鋭く、未知の物事に対して、無意識の領域から理解を深めることができそうです。そのためにはあえて集中して考えることよりも、別のことに気を向けたり、眠ったりすることが有効といえるでしょう。
気になることがあるときほど、一旦そこから外れるということがポイント。考えを手放すと、夢でメッセージを受け取ったり、カードからヒントをもらったりすることもできるでしょう。
顕在意識と潜在意識のあいだを行ったり来たりしながら、知性をグッと深めていくことができる資質の持ち主です。