隠れている泥棒集団
A gang of robbers in hiding.
まだ日の目の当たっていない、だけれども価値あることを志している人たちを応援したり、みずからその一員となったりするサビアン・ワードです。泥棒集団というのは社会から見たら影の存在ですが、そこには社会に対する反骨精神や反発力があるでしょう。
天秤座という星座は、世の中のあらゆる価値を等しく認めて、そこにあるものが何であれ、同じテーブルにつかせていきます。マイノリティであったものも、価値を認められるという扱いを受けることで、いまだ隠されている他の似たような境遇の人をあぶり出すことにつながり、それはいずれ、誰からも認められるものへと成長することができるかもしれません。
まだ世の中には出ていないけれど、価値がありそうにものをいち早く見つけたり、あるいはマイノリティな存在で自分をどのように打ち出せば良いのかわからない人たちとつながったりするかもしれません。
この度数を持っている人は、すでに市民権を得て人気を博しているものよりも、マニアックなものやマイノリティなものに興味を持つことがありそうです。華々しく活動するよりも、小さなグループで世の中の主流とは異なる流れを作り出そうとするかもしれません。
同じような価値観の仲間を見つけ出すこともうまく、横のつながりをじわじわと広げて、その活動領域を増やしていくでしょう。現代の華やかな光の背後に隠された社会の裏の顔や、そこで息を潜めて活動している人たちの心の機微に関心を寄せることになりそうです。