噴水で鳥に水をやっている子ども
A child giving birds a drink at a fountain.
噴水は都会の中で人工的に作られた公園などにある癒しの場。コンクリートばかりの街の中で噴水の存在は、ホッとしたくつろぎを人々の心にもたらすでしょう。
その噴水で子どもが鳥に水をやっています。鳥は風のエレメントの象徴で、自由にあちこちを飛びまわり、みずからの見聞を広げて、人や物事とのつながりを作り出すでしょう。鳥が水を求めて噴水にやってきたということは、そんなに日常に少し疲れているのかもしれません。
子どもは純粋な優しさや思いやりを持って鳥に寄り添って、必要なだけの水を与えているのでしょう。これは心の潤いや癒しと関係しています。しかもそこに特別な意味や欲はなく、純粋なやさしさからそれを必要としている人に寄り添い、与えることができるのでしょう。
この度数を持っている人は、どこか人をホッとさせるような、癒しの雰囲気があるようです。天秤座は自分ひとりでは人生が立ち行かないことを知っています。お互いに支え合い、求め合うことで世界が成り立っているため、みんなの幸せやくつろぎが自分の喜びとなり得るでしょう。
ですから、なんとなく疲れている人や他者の助けが必要な人がいると、おのずとそこに気づくかもしれません。そしてごく自然に寄り添って、相手に必要なものを自分ができる限りの方法で差し出すことができるでしょう。
なにか癒しのスキルを身につけている人もいるかもしれません。とても感受性が豊かなので、アーティストとしての才能もあるでしょう。