倒錯した慣習や物質化された理想の悪影響から
克服することに成功した宗教団体
A Religious Organization Succeeds In Overcoming The Corrupting Influence Of Perverted Practices and Materialized Ideals.
宗教団体に所属している人は、ある教義に従って自分の生き方を改めて整え、それを忠実に貫きます。しかし、あまりにも教義を重んじるばかりに、それがどんな結果を生み出すのか、まわりにどう影響するのかを見ずにいると、そのことがかえって周囲との軋轢を生じさせるでしょう。
自分は神に奉仕しているつもりでも、まわりからは全財産を吸い上げられているように見えるかもしれません。子どもが悪いことをしたら鞭で罰する教義は、別の側面から見たら虐待です。あまりにも現実的な結果やまわりへの影響を無視していると、自分では正しい行為を貫いているように思っていても、まわりからは真逆の意見で見られるでしょう。
終末戦争を信じて関係ない人たちに攻撃をして仕掛けた信者たちは、一般人から見たら、彼らこそが脅威のテロリストです。
この度数を持っている人は、さまざまな思想や生き方に興味を持ちながらも、それをすることがまわりにどう影響するか、どう見られるかということを強く意識するでしょう。内面の思いこみに走りすぎるあまりにバランスを失ってしまうことに警鐘を鳴らして、諌めようとするかもしれません。人間が精神的な向上をめざすあまりに、集団から孤立したり、身なりを気遣わなくなったり、家族とうまくいかなくなったりすることは論外でしょう。
しっかりと規則正しく、片付いた部屋でこざっぱりと家族と仲良く暮らし、まわりから信頼されて、バランスの取れた人だと見られることを意識するかもしれません。