非常に細い三日月が日没に現れるのを見て、
それぞれのプロジェクトを
進める時間が来たことを理解する
さまざまな人々
Watching the very thin moon crescent appearing at sunset, different people realize that the time has come to go ahead with their different projects.
魚座の最後の5度のプロセスは、次の牡羊座からの流れに回帰するために、本当に必要なものとのみ繋がっていき、それ以外のものを切り離していきます。魚座はその成長の過程において、本当に大切なものが何であるのかを再確認し、それを継承するための方法もいろいろと模索してきました。ここではいよいよ、その大切にしたい価値そのものと、自分自身とが一体化していきます。
魚座が大切にしたい価値は、決して個人的な範疇にはおさまらず、社会的に成功するような華々しいものではないでしょう。地球そのものの大地や自然や動物たち、人々の営みや脈々と受け継がれてきた文化……そういったものの中に、自身が今生で体験しようとたましいが決めてきた目的があるはずです。ここではどんどん自分自身が純化されていき、たましいの目的以外の関係や環境との繋がりが、おのずと切り離されていくでしょう。
この度数を持っている人は、地球との繋がりを独自の感覚で得るかもしれません。いわゆる社会や世間で成功するといったことには、あまり興味や関心を抱かず、心の中心にある「何か星のために貢献したい」ような「自然のものと触れあって共に生きていきたい」ような、そんな思いを大切にして、そして実行することになるでしょう。
同じような思いを持っている仲間が集まってきて、それ以外の繋がりは終わってしまうかもしれません。たましいの望んでいること以外、することができず、おのずと引き寄せられるように決めてきた約束に回帰するでしょう。
人間として真の独立を果たす人といえそうです。