チェスをしているふたりの男
Two Men Playing Chess.
わたしたちの内側にある闘争心と戦略性を高めていくサビアン・ワードです。
チェスは盤上で行われるゲームですが、ルールがあり、その中で知略を駆使して兵士たちを自在に動かし、相手側の王に攻め込んでいきます。ゲームであるにもかかわらず、多くの人がシミュレーションとしての場のチェスにのめり込むのは、心理的にわたしたちの本能がその疑似戦に闘争心を煽られて、知略を尽くして戦うことに達成感を味わうためでしょう。平等なルールのもとで相手の手を読み、その裏をかくような戦略を立てて、勝利を目指していくのがチェスです。
その勝利への道筋は数え切れないほどあり、瞬時にそれをとらえる全体視野と、相手に合わせて、その場その場で手を変えていく瞬発力と柔軟性の両方が求められるでしょう。
この度数を持っている人は、何事に関しても、全体を見越して計画を立てて進めることが得意であるようです。パッと全体を把握する能力があり、成し遂げる目標が明確であるほど、瞬時にそれに備えて計画を立てて実行する機動性も持ち合わせています。頭を使って戦略を練ることが得意であり、その対象が大きな仕事であるほど、闘争心が刺激されて、やりがいが湧いてくるかもしれません。
柔軟性があり、一度や二度失敗したぐらいではくよくよしないで「次はこうしよう」とさっさと切り替えることができそうです。切磋琢磨して技と知力を磨くことが喜びとなるので、ゲームなどで競い合うと充実するでしょう。