両親から励まされて
歩くことを学んでいる小さな子ども
A Little Child Learning To Walk With The Encouragement Of His Parents.
理想主義に傾きがちな射手座が、実際的な実践をはじめるのが、このサビアン・シンボルです。これまではやる気があったとしても、それは議論やシミュレーションに向けられていたものでした。ここではじめて、実際に使える具体的な手法として現実味を帯びてくるでしょう。
はじめは誰かから、その方法を学んで、ついで自身が誰かを教えることになるかもしれません。実際にやってみることで理論とズレていることが見つかる、ということも起こってくるでしょう。また、他者を励まし、自立するようにうながすことで、自身の自立心も同時に強化されることになりそうです。
ここで実践することは、もともと持っていた理想のための第一歩。ある種の信念をまわりに熱く語るような一面もクローズアップされるかもしれません。
この度数を持っている人は、自分の信じていることや思い描いた理想をどうにかして形にしようと奮闘するでしょう。すでに実践している人に師事して、そのやり方を見つけようとするかもしれません。
自分の熱い思いをみんなに語って、まわりの人たちも自身の意志と力で立ち上がることをうながすでしょう。そして人を励ますことが自分の確信と力にもなり、さらなる向上心がかきたてられそうです。
射手座には元来、守護惑星の木星の影響を受けて、いつまでも成長し続けたいという欲求が備わっています。そしてそれはまた、まわりの人たちも含めて、みんなでより良くなっていきたいという理想にもつながっているでしょう。