仕事している彫刻家
A sculptor at his work.
彫刻家が何かを創り始めるときは、頭の中に何を作るのかというイメージがあるでしょう。その頭の中にある理想の形を、実際に現実の中で形に落とし込んでいくことがテーマといえるサビアン・シンボルです。
わたしたちが成長することに必要で欠かせないと感じられた確信や手応え、信念といったものを、もっとわかりやすい形で人に示したいと考えるかもしれません。良い知識やツールを普及させて、みんなで共有することで、世界がもっと良くなっていくのだという確信がそこにはあるのでしょう。そして、それが実際に誰かにとって良い成果がもたらされたときに「やっぱり間違っていないのだ」という思いに変わるのかもしれません。
射手座は火のエレメントに属し、それはわたしたちの精神的なところと関わっています。もっと自身が自由に解放されてゆき、成長していくということに対する切望があり、まわりの人々の情熱にも火をつけていくことになるでしょう。ここではそれがしっかりと形を伴って、人の生き方まで変えるような働きかけが起こるのかもしれません。
この度数を持っている人は、自分の得た手応えや信念を何かしらの形として具体的に示したいという思いがありそうです。他者に対して熱い思いを語るのみならず、もっと深いところへと働きかけることになるでしょう。
それは個人的な要望というよりは、本当にそれがみんなのために良いのだという信念から起こる欲求です。みんながそれを知り、理解して、人生に取り込むことで確実に人生が良くなるだろうという予想を、確信したいのでしょう。
そして実際にあなたの話を聞いた人の多くが影響を受けて、その生き方を変えるかもしれません。