新しい回線をつなげている電話接続士
Telephone lineman at work installing new connections.
後半星座の天秤座と蠍座は、他者との関係の中で自分の活かし方を模索していく星座です。自分のどんな才能を、どのように使うのかは、どこに誰といて、相手から何を求められるのかによって変わってくるでしょう。
天秤座がさまざまな人と出会って、マルチに自分自身の可能性を開いていくことに対し、蠍座はより深く自分自身を掘り下げていくために、時に他者とのつながりをあまり広げ過ぎずに制限することで、グッと深くに入り込んでいきます。
回線をつなげる電話接続士には、適切に求めている人を必要な相手へとつなげる役割があるでしょう。その人にとって、最も必要な人は誰なのか……それはその人の足りなくて求めている部分を埋め合わせてくれる人であると同時に、本来の持っているものを充分に引き出してもくれる人。人と人とをつなげていき、また自分もその時々で最も必要な人とつながっていくこと。そのようにして、人とのコネクションを意識的に相互に活用するのもまた、蠍座の特質といえるでしょう。
この度数を持っている人は、その時々のタイミングによって、いまの自分が求めているものを最大に引き出してくれる人とつながることができそうです。そして必要な相手とつながったら、そこに集中して自分の可能性を掘り下げるために、あえて他のつながりを一時的に閉じることもするかもしれません。
より効率的にいま求めているものを得るためには、混線を起こす可能性があるものを遮断した方がうまくいくでしょう。
また、もっと面白いことができるのではないかと期待して、何かを求めている人と別の人とを、意識的につなげていける才能もあります。