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公開日:2021年04月10日更新日:2021年11月10日

目に見える世界と
見えない世界とをつなぐ人

入り口を閉ざしているカーテンがシンボルとなっていますが、その背後にある神聖な道を進んでいくと、それはその人の心の深い部分あるいは現実の物事の背後に隠された真実の核のようなところに行き着くのかもしれません。そこへの入り口がカーテンで閉じられていますが、そのカーテンを引っ張っている女性は、神聖な道の中へも、また逆側の通常の世界へも自在に行き来できるのでしょう。

蠍座は表面的な出来事の背後にある真実や隠された本質に触れることの求めるサイン。度数の前半で対人関係の中にそれを求めていたものが、中盤から自分自身の内側に潜伏して、自身の深みに触れることに成功しました。

ここではそこへ潜ったり、いつもの生活に戻ったりすることが自在にできるようになったともいえるかもしれません。潜りっぱなしのときは、真実に触れ、感じることもできても、それが何であるのか理解することができないでしょう。

しかし通常の世界に戻ることで、客観的にそれを見て、考え、理解することが初めてできるようになるのかもしれません。深みと表面を行き来することで、直感で得たものの答えを知的に理解できるのでしょう。

この度数を持っている人は、スピリチュアルな世界に興味を抱き、目に見えない事柄に触れると同時に、目に見える世界でもしっかりと立って生きることができるようです。ある種の霊感、目に見えないものを感じ取る第六感が働きますが、常時働きっぱなしではなく、必要なタイミングでオン・オフの切り替えができるでしょう。

不思議な直感が働きながらも、それにすべてが引っ張られることはなく、強い意志の力で必要なものだけにつながることのできる人といえそうです。

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