テーブルで仕事しているふたりの靴修理職人
Two cobblers working at a table.
靴というのは外の世界へ出かけるときに履くもの。それは外の世界と渡りをつけていくための知識や技術や手法などの象徴といえるかもしれません。
それが古くなって履けなくなった=そういった持ち物(技術たち)が外の世界で通用しなくなってきたときに、捨てるのではなく、修理して再び履けるようにする、というのが、このサビアン・ワードです。しかも靴の修理人がひとりではなく、ふたりいるということは、ひとつの改善方法だけではなく、別の切り口からとらえた、いくつかのやり方があるということ。一見、古くなったように感じられる伝統的な手法も、現代的な視点からアレンジすることで、どんな時代であっても通用させることができるでしょう。
この度数を持っている人は、自分独自の感性と世界観による知識や哲学観や技術を持っていることがありそうです。その揺るぎない自己価値がベースにあるからこそ、それを基盤としていろいろと応用させながら、さまざまなものに変化、発展させることができるようです。うまく今の流れや新しいエッセンスも取り入れて、アレンジし、いろいろな価値あるものを自分の内側から創り出していくことができるでしょう。
実際に何かを創り出す作業にも向いていて、仕事の企画やアイデア出しも得意かもしれません。またそれを実行するだけの実力も兼ね備えているため、他者から信頼されて、いろいろなタイプの仕事をこなす人もいるでしょう。
さまざまな道に精通する可能性のある、職人気質の持ち主です。