心を啓発させる古代の巻物を読んでいる
オカルト知識の探求者
A seeker after occult knowledge is reading an ancient scroll which illumines his mind.
世の中が移り変わっていく過程において、さまざまな教義が創られては消えていきます。このサビアン・ワードの探求者は、そんな移り変わりにおいて、物事の本質をはっきりとつかむための知識を探求しているのでしょう。
もっとも普遍的で揺るがず、誰の中にも存在し、変わらないものは何なのか。どうしたらそれをつかみ、深く理解して、そこに到達することができるのか。自分の心をダイレクトに揺り動かす知識を求めて、太古の人々が研究し、知り得たものを探し求めようとしているのでしょう。
オカルトとは、隠されているもの。目で見ることはできず、触れることもできないけれど、そこにあることが誰にとっても明らかな神秘の存在です。それを紐解き、そこに含まれている叡智を使って、あらゆるものの本質に迫ろうとするでしょう。
この度数を持っている人は、さまざまな物事の背後にある隠された真実に惹かれるかもしれません。目には見えない場の雰囲気や空気を読み解くことがうまく、察しの良さが際立つでしょう。神秘的な物事を紐解く教義に興味をもって、探求する人もいるようです。
まやかしのものには惹かれず、どんな分野の物事であっても、本質的な純度の高さを追い求めていくでしょう。個人のエゴを超えて、真実をつかむための技術や知識に惹かれ、それを確立しようと試みるかもしれません。そしてはっきりとした確信が得られたときに、それを何かしらの形として証明することになるでしょう。