隠者・逆位置
彼とのこれからの関係は、まだまだどうなっていくのか分かりません。今は未来が定まっておらず、それはすなわち、ふたりの気持ちが決まっていないということなのでしょう。
この隠者は9番目のカードで「自分の内側を見る」という意味があります。しかし今、カードが逆位置に出ていて、自分の心がわかるようでわからない状態です。万華鏡のようにくるくると気持ちの移り変わり「前に進みたい」という気持ちと「諦めた方がいいのかな」という思いと「相手はどう考えてるのか」という思いとが、入れ替わり立ち替わり、生じて、定めることができないのでしょう。
今は少し頭を冷やして、冷静になる時間が必要かもしれません。事実がどうであれ、内側で考えすぎていて、どうしていいのかわからない状態ともいえそうです。
意識を彼に向けることを一時的に止めてみて、気晴らしに、何も考えずに済むような、のんびりしているところへ行くのも良いでしょう。
あまりにも強い妄執から離れることによって、冷静にこれから先のことと、どのように動いていけばいいのかということがが見えてくるかもしれません。
隠者・逆位置:
自分を見失っているようです。落ち着きを取り戻し、地に足をつけて状況を見ましょう。まわりに振りまわされず、自分の心の声に耳を傾けて、自己の内面をしっかり見つめてください。そこから、状況を変える糸口をつかんでいけるはずです。
キーワード:
落ち着きのなさ・地に足のついていない感覚・見えていない・見失っている