死神・逆位置
彼とのこれからの関係は、何かしら動きがありそうでいながら、実際にはなかなか進まないという、どこかじれた雰囲気になりそうです。時々「もう無理なのかもしれない」という思いがやってきて、手放そうとするけれど、諦めきれずにいるのかもしれません。
この死神は13枚目のカードで、物事の変化していくことと、ひとつの終わりを表しています。しかし今カードは逆位置に出ていて、はっきりとした変化や終わりが見えそうで見えない状態を表しています。そこには変えるのが怖い、認めたくないという思いがあるかもしれません。
しかし、たとえそこに留まっていたとしても、事態は何も変わらず、そのまま少しずつ終わりへと向かっていくばかりです。ずるずると前進することも、諦めることもできず、少しずつフェイドアウトするような状態です。
このカードは本来、思い切ってメスを入れることを推奨しています。手放すべきものは手放し、諦めるべきものは諦め、そして勇気を持って、前へ進んでいく、というのがこのカードからのアドバイス。
あなたのなかでいま、ふんぎりをつけたいことは何でしょうか。
それが何であれ、思いきって変化の中に飛び込むときです。
死・逆位置:
変化のときが終わり、まもなく新しい展開がやってきそうです。この世の唯一絶対の理は「すべてのものは変化する」。思いきって、新しい方向へ扉をひらくことで、なにかが始まるかも知れません。
キーワード:
物事の終わり・緩やかな変化・過去と決別する・考え方が変わる・別離・ひとつの物事の死