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公開日:2022年02月19日更新日:2022年02月19日

自分の命の使い方を見つけ出す時期

8ハウスは私たちの生きている命が変容することを象徴する部屋。

生まれてから死ぬまでのあいだ、人間は少しずつ成長し続けて、人生は変わり続けます。芽が出て、蕾となり、花が咲き、成熟期の輝きを放ち、やがて散って、種を地に残す。そのように生きている命の形が変わっていく転機が、8ハウスと関係しています。

したがって、ここを土星が通過するときに、何かしらの重要な転機が訪れる可能性があります。30年に1度の嵐の時期、一大変容期です。

といっても怖がる必要はありません。私たちのエゴは変わることを恐れますが、蕾があるのに花が咲かないこと、いつまでも花が散らずに咲き続けていることのほうが不自然だということがわかるでしょう。成長と共に古い殻を脱ぎ捨てるときが、たびたびやってきますが、またその時期を迎えているのです。

転機のきっかけとして、誰かと共有している財産や、仕事や、役割などにあるかもしれません。他者とある目的でそれを共有している限り、自分の勝手にすることはできず、お互いの価値観をすり合わせたうえで、共に分かち合う必要があります。

しかし土星が8ハウスにやってくると、これまで活動を共にしてきた相手との価値観の相違がくっきりと浮かび上がるかもしれません。それぞれがいろいろな経験を重ねたがゆえに、次なる成長として、異なる方向を見始めたのかもしれません。その違和感が大きくなるにつれて、共にいることのむずかしさや不快さが増し、このまま続けてもいいのだろうかという思いが出てくるでしょう。

また、この時期は他者からの援助が期待できなくなる可能性があります。融資が通らなかったり、パートナーからの収入が一時的に減ったりすることも起こるでしょう。

それらのことから、自分の価値観がどこにあるのか、改めて学ぶときであり、同時に誰にも頼らない自分だけの価値を創り出すことがテーマとなるかもしれません。

あるいは、お互いの価値観が異なることを理解したうえで、それぞれの個性が尊重し合えるような新しい道を創り出すときともなるでしょう。オープンで正直に話し合うことで、これまでとは異なる関わり方や目的が見えてくることがあります。しかし、互いに自分の価値を譲らず、譲歩する姿勢がなければ、関係は解体されるでしょう。

8ハウスは死と再生というテーマを持っています。この時期に実際に身近な人の死を体験したり、死について深く観じたりすることもあるでしょう。

「死を観じる経験」は、自身の本質へ深く問いかけるため、限りある命をどんな風に使っていきたいのかという思いを新たにさせるかもしれません。死を想うことによって、これから向かっていきたい道や、大切にしたいと思うことがはっきりするでしょう。

この8ハウスの変容を経て、土星は天頂へと向かっていきます。ここでしっかりと方向転換し、他者との価値の違いから、いまの自分にぴったりの道を見極めておくことが、そのための準備となりそうです。この時期に内側の深い感情を体験することもありますが、その経験を通して、本当の自分に生まれ変わる道がひらかれていきます。

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