Views:615
公開日:2022年07月22日更新日:2022年07月22日

軽やかに人生を駆け抜ける
サイクリスト

火星

子供のように軽やかなフットワークと好奇心を持っている火星です。

さまざまな刺激に­対して反射的に反応して、パッとすばやく向き合い、取り掛かっていくでしょう。何をするのも非常に速く、一息のあいだにどんどん進めていきます。

しかし代わりに、ひとつの物事にじっくりと腰をすえて取り組むことは苦手で、集中しなくてはいけない場面では簡単に気が逸れてしまうでしょう。特に面白味のない仕事を時間をかけてしなければならないときは、非常に苦痛を感じるかもしれません。

これは双子座の火星を持つ人の克服すべき点ともいえるでしょう。そうでなければ、あちこちで好奇心のおもむくまま、さまざまなプロジェクトに関わるものの、どれも最後まで成し遂げられずに終わってしまうかもしれません。

興味を持つことは簡単で、すぐに関わろうとしますから、あなたにとって始めることはいつでもできます。気軽に声をかけて、ひょいと気になる本を立ち読みするようなノリで参加することができるでしょう。

問題はそこに居続けて、関わり続けるためのモチベーションを維持することにあります。いつでも片足だけで関わって、何かあったらすばやく撤退できるような姿勢でいると、深めることができません。

その場に留まって、エネルギーを注ぎ続けるには、コロコロと変化し続ける状況や頭を使ってすばやく判断し続けなくてはならないようなチャレンジが必要かもしれません。あたかもゲームやクイズをクリアするかのように、その時々のすばやい判断や瞬発力を求められる環境であれば、面白く刺激的で夢中になれるし、知力も技術も磨かれていくでしょう。

そういう意味において、簡単で単調な現場は、仕事でも遊びでも人間関係でも飽きてしまいやすく、常に知的な刺激が必要といえます。

 

実際に非常に頭の回転が速く、お喋しながら相手の揚げ足をとって混ぜ返したり、会議などで他の人とは異なる意見を主張したりすることを好むでしょう。しかもその主張は「絶対にそうしたい」という信念に基づいているわけではなく、あえて異なる意見を出して、複数の可能性がある状態を維持したい欲求からきていたり、相手に­対して論破したいだけだったりするかもしれません。

怒りがあるときも基本的には理論で相手を言い負かそうとするでしょう。どんなことを言われても、ひとつずつ論破して有利をとろうとするのです。

しかし話が通じない相手だったり、感情的なところに触れて、ただ激情をぶつけられそうになると、さっさと離脱して、これ以上、面倒に巻き込まれないようにもするでしょう。

自由と変化を好むので、ふらふらと好奇心のままに出かけたり、旅したりすることで充実します。遊び心と知的欲求が満たされると満足感が高まるでしょう。

しかし衝動と思いつきだけで行動すると、失敗して、望んだものが得られないこともあります。落ち着きを持つことと、時間をかけることの学びが、双子座の火星を成熟させるカギとなりそうです。

「火星のチャート」の解説はこちらから

スポンサーリンク

SNSでシェアする

このページに関連するカテゴリ

ご意見や不都合はこちらから

チャートの不都合については、あわせて入力データについてもお知らせください。

スポンサー広告